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だ〜いすき!
第3章 花火大会の夜は切なくて

そんな、諦めにも似た華子の七夕様への健気な願いは、神様に通じたようで――――。


地元の花火大会――。
歩いて行ける気軽なその花火大会。
行きたい!と思っていたその花火大会の前日に、
勤務が急に変更になったと、
帰宅したの陽輔から言われた。

機械の急なメンテナンスのために、翌日は休みだと言われたその事実は、花火大会の当日は陽輔は休みということを示していて。


それは、つまり―――!


――――一緒に花火大会に行けると言うこと。


華子は飛び上がって――文字通り本当に飛び上がって喜んだのである。





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