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だ〜いすき!
第3章 花火大会の夜は切なくて

陽輔の方も、先月から部所に新人が入ってきたらしいかった。

ただでさえ、勤務が合わないのに。

お盆休み以外は休みが合わず。
お盆は何かと忙しくて。
一緒に花火大会に行く時間がとれるとは限らない―――。

毎日忙しそうにしている陽輔に、
なんだか花火大会のことは言い出しづらくて。


―――浴衣…着て花火大会行きたかったな―。



行けない――そう想えば余計に想いは募る。


いきたい。
いきたい。
いきたい。


そう想うけど、口には出せない。

せめて、花火大会は無理だけど、
浴衣はお盆にでも着ようかな。

去年見掛けた浴衣でお墓参りに来ていた老夫婦…素敵だったもの―――そんなことを思いながら黄昏る毎日。



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