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だ〜いすき!
第3章 花火大会の夜は切なくて


「えっ!そんなに―――」


一緒に出掛けるのを止めたくなるぐらいに、そんなに自分の浴衣姿は陽輔の好みに合わないのか。
変なのかな、なんて―――。


―――ようちゃんと一緒に呉服屋に行って、見立てて貰った方が良かったのかもしれない。
前の彼氏に言われたみたいに、自分にはセンスが無いのかも―――。


でも陽輔を驚かせたかった。
そもそもそも浴衣なんか着なければ、こんな気持ちになることはなかったんだ―――…。



なんだか本末転倒な感じがしないでも無いが、
旦那様に恋をしている華子にとっては大きな問題で、落ち込んでしまうのだった。



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