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だ〜いすき!
第2章 熱に溺れて…七夕の願いごと
陽輔の感嘆の言葉に、みるみるうちに赤く染まった華子の顔。
自分を見つめる陽輔の視線に再度――躯が熱を持ちはじめる。
無造作に放り投げられたTシャツ。
陽輔の手によって剥ぎ取られたTシャツが床の上に無造作に放り投げられていた。
―――視線だけで犯されている。
そんな陽輔の熱い視線から逃れるように、下向きに目を反らした華子の目には、陽輔が手にしていたタオルが見えた。
**
陽輔の目の前にさらされた華子の膨らみ――その女性特有の柔らかそうな質感がそこにあって。
束縛するものが無くなったそのたおやかな曲線。
その稜線を、陽輔は静かに…視線で華子の形を描いているかのように目でなぞっていく。
その視線に、粟立つ華子の肌―――。
プックリと立ち上がったその頂きは、瑞瑞しいさくらんぼのようだ。
陽輔のために――陽輔のため、だけに存在する果実。
その果実のような甘い実。
己のものであるその実に引き寄せられるかのように、華子の胸元に頭を近づけた陽輔は、その先端を口に含んだ。