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だ〜いすき!
第2章 熱に溺れて…七夕の願いごと
陽輔に見られていることなど――。
微塵も気付かないまま、伸びやかに華子の躰を伸ばしているその優美な姿態。
その華子の無防備で自由な姿に、
陽輔の腕の中で無我夢中になっている華子を連想させられてしまう陽輔だった。
そんな華子の姿を、もっとじかに感じたい。
自分の手で乱れさせたい―――陽輔はそんな思いに突き動かされる。
さっきまで、華子を陽輔から守るかのように張り付いていた、その、服とは呼べないような状態の、邪魔な布キレを陽輔は自らの手で取り去さった。
そのなかから現れた、玉のような肌に。
その柔肌に触れたい―――そう思い、陽輔は手を伸ばす。
「綺麗だ。」
華子に向かって伸びて来た、陽輔の大きな手。
その手は、小振りな乳房を隠していた華子の腕を易々と外し、隠した華子の胸を露にしてしまう。