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だ〜いすき!
第2章 熱に溺れて…七夕の願いごと
―――ようちゃんが背中を拭いてくれている。
濡れたタオルが、汗ばんでジットリとした熱に包まれていたを肌をなぞるように拭き上げる感触。
拭き上げたその場所は、気化熱のせいで少しだけヒンヤリした感触に包まれて。
蒸した空気のなか、少しだけ涼しく感じられ、さっぱりとして気持ちが良かった。
「…やぁ…ん!ようちゃんっ」
その後をついてくる柔らかな唇の感触が、さっぱりとした心地良さとは別の気持ち良さを運んで来る。
その啄むようなキスはくすぐったくて。
肩胛骨のその間の天使の羽根の付け根のソレに、華子の肩は跳ね上がる。