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だ〜いすき!
第2章 熱に溺れて…七夕の願いごと
「ぁぁぁ…ん!」
蒸れている場所に追い討ちをかけるように、秘密の奥なかから溢れてくるその蜜が、ショーツを濡らしているのが分かる。
ピリピリと躯の芯に向かって走るその刺激は、まるで電気のようで、
華子の敏感なその場所に、じんわりとその刺激は貯まっていく――…。
陽輔の体温が熱かった。
抱き寄せられることで、背中に押し付けられている陽輔の広い胸板と、その躰の熱さを近くに感じてしまって。
室内は暑く、自分の躰も火照っているのに、陽輔のその熱さは華子にとって、決して嫌なものじゃない。
―――ようちゃんに守られている。
その熱を躰に感じながら、
陽輔の腕にすっぽりと包まれながら、華子は陽輔の匂いを吸い込む。
愛しい気持ちが心に溢れ、
その気持ちを逃がさぬように、華子は陽輔の着ているTシャツの布を思わず、ギュッと掴んでしまう。