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だ〜いすき!
第2章 熱に溺れて…七夕の願いごと
「っ、ハァン…!みっ、耳、ダメぇっ。」
「ふっ、本当かな?」
少しだけ、意地悪に笑う陽輔の声が、こそばゆい刺激に身をくねらせる華子の耳に聞こえてくる。
耳を愛撫されると、
とても、くすぐったくて。
その、くすぐったい感じに、
躰はピクンと反応する。
思わず肩があがってしまい、逃げ場所の無いその感覚が気持ち良さに変わっていくのだ。
ゆっくりと華子の躯を浄めて行く陽輔の手は止まることなく背中から前へと移っていって。
そんな意地悪な声とは裏腹に、
先程の性急な――でも甘えるような胸への口づけや愛撫とは対照的な、
その緩慢とした優しい手つきに、
華子は戸惑いを隠せない。
「ほら、華子。躰の力を抜いて、楽にして。」
「ぁんっ…よ、う…ちゃ……」
「ここ、気持ち良いんだ?」
華子の胸の下側から掬い上げるように動くタオルによって、形を変えながら片方づつ拭かれていくのは、己の柔らかな二つの乳房。
その浅い谷間を指でなぞられ、陽輔の親指で先端の飾りをチョンとイタズラに弾かれた時、華子の躯の芯に小さな焔が灯った。