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だ〜いすき!
第2章 熱に溺れて…七夕の願いごと
―――なんだろ、これ。
陽輔の意地悪な言葉が恥ずかしく、更にもじもじと躰を揺らしてしまった華子の腰の辺り。
その背中の下の方に、異物感を感じた。
そこにあるのは陽輔の足の間のソレに違いなくて。
ズボン越しだけれど、陽輔の硬いものが当たってい華子は気付いてしまった。
―――ようちゃんも、気持ち良いのかな…?
**
セックス――陽輔が初体験では無い華子は、他の男性をその躯に受け入れたことがあった。
付き合っていた彼氏に流されて、嫌と言ったのに聞き入れられて貰えないまま。
大人同士なんだし、イイだろ―――なんて。
気持ちが伴わなかったその行為は、その塊を体内に受け入れただけでしかなくて。
半ば無理矢理に処女膜を貫通し、
ソレを喪失したそのセックス。
凶器のようなペニスに犯され、
痛みに泣いた記憶が華子の初めての全てだったのに。
―――セックスは二人でするもんだよ。華子。
それを塗り替えてくれたのが、陽輔とのセックス。
《あいつが華子にしたのは、合意だとはいえ、レイプみたいなものだ。
華子の躯で一人気持ち良くなっただけだよ―――セックスは心と躰が気持ち良くなくちゃ。
だから、俺が初めてだ―――。
そう思えばいい。》