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だ〜いすき!
第2章 熱に溺れて…七夕の願いごと
陽輔は、そう言葉にすると、
躯でスキンシップをする気持ち良さを教えてくれた。
その親密な行為が、僅かな時間、二人の魂をひとつにし、登りつめていく。
その幸せの意味を――実際感じさせてくれた陽輔。
そんな華子だから、
初めての時は、自分の躰を貫いたその塊――ぺニスをちゃんと見る余裕なんて無かった。
男性の躰は良く解らなかった華子が、その自分とは違う男性器をキチンと見たのも陽輔のが初めてで。
興奮していない時の陽輔の分身。
それは、こじんまりして可愛らしくて。
子供の頃に見た、父親のそれと少し似ていて。
何となく手のひらに乗せたくなるような愛らしさで。
だから、ミニようちゃん…なんて、華子は密かに呼んでいたりする。
―――自分の性器を見た華子が、それに対して可愛いなんて感想を持ち、
ましてや、あだ名までつけているなんて、陽輔はもちろん知るよしもない。