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だ〜いすき!
第2章 熱に溺れて…七夕の願いごと
陽輔が触れるたび、その華子の愛らしい口から零れでる吐息に、はやる気持ちを押さえるのが難しくなる。
羞恥で紅く頬を染めた華子が、
さっきから、モジモジとした動きを我慢出来ないまま、潤んだ瞳で自分の顔を見つめていた。
つい…、少しだけ…。
意地悪な、からかいの言葉をかけてしまうのは、
その言葉に恥ずかしがる華子の姿が愛らしいからにほかならない。
―――俺だけが知る、その恥じらった可愛い顔、もっと見せてよ。
華子の足を拭き終えた陽輔が、
指一本でみぞおちから臍に掛け、ゆっくりと一直線に腹部をなぞった。
緩やかだけど、確実に中心に向かっていく指先は、
ここに向かってるんだよ―――と。
華子の、その燃えるような秘部に、向かっていること告げていた。
陽輔の気持ちが指先から自分に流れ込んで来るような愛撫に、
戸惑いながらも、華子は歓喜している自分を押さえる事が出来ない。
二人でセックスしてる――それは、愛しあっている、ということで――…。
陽輔のその視線。
それを強く意識してしまえば、恥ずかしくて目を合わせていられない。
自分の見つめる陽輔の、甘く煌めく視線と、慈しむようなその愛撫。
陽輔を見つめていた華子の瞳は細められ、
恥ずかしさと嬉さからギュッと目をつむってしまう。