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だ〜いすき!
第2章 熱に溺れて…七夕の願いごと
「華――やっぱりグジョグジョだ。」
「―――っダメっ、ようちゃ…っ!」
耳元でそう囁く、甘くて、意地悪な陽輔の言葉が、華子の耳に、その脳に響く。
―――やっぱり、ダメっ!!
触れて欲しい。
そして、その奥の空洞を充たして欲しい。
そう、自分でもはっきり解るぐらいに、そこは濡れていて、陽輔を求めていることを自覚する。
でも―――。
―――グジョグジョだ。
陽輔のその言葉は、その熱に浮かされ、夢中になっていた華子の羞恥心を煽るのには充分な言葉で。
「ふふ、―――ダメなんだ?
でも、ここも、綺麗にしないとね。」
華子の声が聞こえている筈なのに、陽輔の手は止まらない。
「気持ち悪い、だろ。脱いじゃおっか。」
それどころか、そう言うと、その手は手早く華子のショーツも取り去ってしまった。
そのしどどに濡れそぼった華子の花は、宵闇にさらされて。
月夜の青白い光に照された柔らかな茂みが、ビロードのように艶めいていた。