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だ〜いすき!
第2章 熱に溺れて…七夕の願いごと
綺麗にしてあげる―――そう言った手前、本当ならタオルで拭き清めていかなければならないのだか。
露になった華子の色付いた秘部に咲く花。
それをを見てしまえば、直接触れたくなってしまうのだった。
今はまだ細やかな吐息に混じる喘ぎ声が、自分によって、無我夢中になれば、甘い囀ずりになってしまうことを陽輔は既に知っている―――。
その声が聞きたい。
そう、思った。
陽輔は、自分の愛撫に身を任せて。
躰が柔らかく、溶けてしまっている華子の花壁に、タオル越しではなく…。
直に――触れる。
―――声、我慢しなくていいんだ、華子。
せわしなくなっていく、華子の吐息に混じる喘ぎ声から、ソプラノの調べに。
その小鳥のような歌声をもっと聴かせて欲しかった。