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あたかも普通の恋愛小説
第7章 メディスン


閉じ込めていた服を開放すると力強く飛び出してきた真壁さんのペニス。愛しくて自然と指を絡めてしまう。熱くてドクドクと脈打つのが伝わる。


「ほんとに、待って」


男らしい真壁さんはまるで泣きそうな顔をしていた。


「私のこと、いやですか……?」


私だって泣きそう。大好きなのに。


「そうじゃなくて、だから、つまり……っ」


本能や感情に逆らって思考する。もう理屈なんて忘れてよ。


「小鳥のこと、ずっと籠に閉じ込めて自分だけのものにしたくなる。重いよ、俺。あと、院生だから時間ないし、金ないし、だからきっと、もっと……別の男のほうが、……優しくできる自信ないし、童貞だし、好きだけど、…ぁ 小鳥、あぁ」


愛しくて愛しくて。真壁さんが必死に話すのを聞いていたらもう我慢出来なくて。私を誘うようにピクピクしてたペニスに舌を這わして丁寧にしゃぶりつく。手の指の一本一本も全部愛しい。


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