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秘密
第6章 酔い
悦楽に痺れて啼く沙織を下から見つめ、濡れてヒクつく秘肉と妖しく震える唇を、月の光に晒して堪能する。
「…きれいだよ」
時折感じる冷たい風が心地良い程、沙織の躰は火照り続け、逞しい倉本自身を強く求めていた。
「もう帰らないとまずいね」
「…ん…」
倉本の言葉が切なく胸に入り込んでくる。
「次は君から連絡をくれないか?
君から…誘って欲しい…」
「……はい」
胸に抱かれて頷き、顔を埋めて甘えた。
幸せだった。
硬く立ち上がったままの倉本のそこに頬ずりをしてみたい、このまま激しく貫かれたい…沙織は強くなる欲望を抑え、倉本の唇を激しく奪った。
「この下着はもう使えないな…」
「あ、やだ…」
顔を赤くして、濡れたショーツを倉本の手から奪う。
「そのまま帰るといいよ」
「意地悪ね」
二人で笑いまた抱き合う。
「連絡待ってるよ」
「待てるの?」
「待てないよ」
私も…
駅までの道を少し離れて歩く。
家庭へと帰る背中を見送られるのは嫌だった。
倉本が改札を通って振り向く姿に小さく手を振る。
走って着いて行きたい気持ちを堪え、沙織は時間をおいてから改札をくぐった。
「…きれいだよ」
時折感じる冷たい風が心地良い程、沙織の躰は火照り続け、逞しい倉本自身を強く求めていた。
「もう帰らないとまずいね」
「…ん…」
倉本の言葉が切なく胸に入り込んでくる。
「次は君から連絡をくれないか?
君から…誘って欲しい…」
「……はい」
胸に抱かれて頷き、顔を埋めて甘えた。
幸せだった。
硬く立ち上がったままの倉本のそこに頬ずりをしてみたい、このまま激しく貫かれたい…沙織は強くなる欲望を抑え、倉本の唇を激しく奪った。
「この下着はもう使えないな…」
「あ、やだ…」
顔を赤くして、濡れたショーツを倉本の手から奪う。
「そのまま帰るといいよ」
「意地悪ね」
二人で笑いまた抱き合う。
「連絡待ってるよ」
「待てるの?」
「待てないよ」
私も…
駅までの道を少し離れて歩く。
家庭へと帰る背中を見送られるのは嫌だった。
倉本が改札を通って振り向く姿に小さく手を振る。
走って着いて行きたい気持ちを堪え、沙織は時間をおいてから改札をくぐった。