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桜宴香~おうえんか~
第1章 桜宴香


 「ココって、どこ?よく見えない」

 さくらの足元にしゃがんでその片足を持ち上げて俺の肩に載せる。

 「さっき、湊さんに舐めてもらってえっちな汁がいっぱい出てるところです」

 「へー。えっちな汁、見えないけどなー」

 本当は太ももを伝って靴にも達するほど蜜が溢れていて、ライトが当たって夜露に濡れた葉のようにキラキラと光っているんだけど。

 俺の意地悪に健気に応える彼女は、自らの蜜壺の口を指で拡げて見せつけてきた。

 濡れそぼった淫らな唇は大きく開き、奥へと続く肉襞が艶めかしく俺を誘う。

 「これで……見え……ますか?」

 「ああ、よく見える。早く欲しいってヨダレが垂れてる。そのまま拡げてて」

 ジュブジュブジュジュッ!

 陰唇に口付けて蜜を吸いながら、肉壁を押しやるように尖らせた舌を侵入させる。

 「ああっ!」
 
 ピチャビチャジュブっ!チュクチュゥッ!

 細かく頭を震わせてクリトリスを吸い上げてから舌を奥へ奥へと蠢かせ暴れさせると

 「みなとさっ!あ!あ!んんんっ」

 白い裸体がガクガクと震える。

 「っ!んぅ……ふっ……は……」

 おそらくイッたであろう彼女の太ももに垂れた蜜を舐めとると

 「舌じゃ嫌ぁ。ちゃんと湊さんのオチン○ンがほしいです」

 恨みがましくも見える潤んだ瞳が俺を真っ直ぐに見下ろしていた。

 「怒ってる?」

 聞きながら彼女の背後に回って立ち、腰を支えて尻を突き出させる。

 怒張したモノを彼女の秘肉に押し当てると

 「だって……すごくすごく待ってるのに、湊さんがいじわるするから」

 「いじわる?……そりゃぁ我慢したほうがすごくすごく気持ちいからさ」

 ゆっくりと彼女の中に侵入する。

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