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桜宴香~おうえんか~
第1章 桜宴香
じゅびっじゅぶぶっじゅるるっ!
いやらしく卑猥に、彼女の羞恥心を煽るような音をわざと立てる。
「いやっ!だめっだめだめっ!だめぇええ!」
一層高らかに吸い上げると、悲鳴に近い嬌声を上げて彼女の身体が細かく震えた。
「さくら、大丈夫?」
「ふぁぃ……ちょっと……ふわふわしてますけど……」
浅い呼吸のまま振り返った彼女を腕に閉じ込めてくちづける。
かわいすぎるだろ、この子。
「さくらがダメっていうから、これでやめておこうか」
かわいいから、もっといじめたくなってしまう。
「え?……」
絶句して固まった顔が悲しげに歪んでくる。
「だって、ダメなんだろ?」
「そんな……あの、ダメじゃ、ないです」
「さっきダメって言った」
どんどん瞳が潤んでいく彼女の表情を見てにやけるのを必死で堪えながらできるだけ真剣な表情で答えると
「……ちがうの……本当はもっとしてほしい」
「何を?」
「……いっぱい、触って、いっぱい……湊さんが、欲しい」
上目遣いが可愛らしくもあり、妖艶でもある。
「欲しいってどういうこと?」
更に意地悪く質問を返すと
「あの……あたしのココに、早く湊さんのを…‥挿れてください」
もじもじとしながら、薄い毛で覆われた恥丘を指す。