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斉藤太一です
第14章 変わらない僕・変わらない君
ちょっと
恥ずかしそうな
かすみと
君より
もっと恥ずかしくて
落ち着かなくて
眼鏡を外したくて
たまらない僕
2人
部屋に入ると
「変わってないね…」
と、かすみが
小さく呟いた
「懐かしいかい?」
「……うん…
懐かしい……
なんだか
あの頃に
戻ったみたい…」
かすみの声が
少し
震えている気がした
驚いて
かすみの顔を見たけど
今日は
束ねていない髪が
邪魔をして
顔を
見ることは
できなかった
「僕も…
懐かしいよ。
今日は
来てくれて
ありがとう
かすみちゃんに
会えて
本当に
うれしいよ…
さ、座って」
君が
僕の部屋という空間に
現れて
あの頃に
タイムスリップしたような
感覚におちいると
僕は
まるで
あの頃のように
かすみに
話しかけることができた
そして
かすみは
小さく頷いて
あの
いつもの場所に
座った
恥ずかしそうな
かすみと
君より
もっと恥ずかしくて
落ち着かなくて
眼鏡を外したくて
たまらない僕
2人
部屋に入ると
「変わってないね…」
と、かすみが
小さく呟いた
「懐かしいかい?」
「……うん…
懐かしい……
なんだか
あの頃に
戻ったみたい…」
かすみの声が
少し
震えている気がした
驚いて
かすみの顔を見たけど
今日は
束ねていない髪が
邪魔をして
顔を
見ることは
できなかった
「僕も…
懐かしいよ。
今日は
来てくれて
ありがとう
かすみちゃんに
会えて
本当に
うれしいよ…
さ、座って」
君が
僕の部屋という空間に
現れて
あの頃に
タイムスリップしたような
感覚におちいると
僕は
まるで
あの頃のように
かすみに
話しかけることができた
そして
かすみは
小さく頷いて
あの
いつもの場所に
座った