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斉藤太一です
第14章 変わらない僕・変わらない君
「うん…
うん…いい?
なんでも平気
うん
じゃあ…電話するから
うん…」
電話の相手は
しずくでは
なさそうだった
「大丈夫?」
「平気」
「クスッ…」
僕は
思わず
笑ってしまった
「え?」
「いや…しずくちゃんも
平気って
口癖みたいだったから
親子だなぁ…って感じたんだ」
やっぱり…無理なのかな…
急に
父親だなんて…
何気ない事が
また
僕を不安にさせた
「あ…恥ずかしいな…
おばぁちゃんにも
しずくは私の
コピーだって言われるの…
あ、あの
電話は
おばぁちゃんで
しずくが
お腹すいたから
夕飯食べさせても
いいかって。
だから…
もう少しだけ
ここに
居てもいいかな…」
「さっきも
言ったじゃないか
いつまで
いてもいいんだ
僕は…」
「…?」
朝まででも
君に
ココにいて欲しいくらいなんだ
いや
帰らないで欲しいくらい…
「じゃ、じゃあ
あとで
2人で
ご飯…食べようか」
「うん」
「…電気…つけようか
暗くなったね」
じゃないと
君が
いなくなってしまう…
「うん」
…よかった…
うん…いい?
なんでも平気
うん
じゃあ…電話するから
うん…」
電話の相手は
しずくでは
なさそうだった
「大丈夫?」
「平気」
「クスッ…」
僕は
思わず
笑ってしまった
「え?」
「いや…しずくちゃんも
平気って
口癖みたいだったから
親子だなぁ…って感じたんだ」
やっぱり…無理なのかな…
急に
父親だなんて…
何気ない事が
また
僕を不安にさせた
「あ…恥ずかしいな…
おばぁちゃんにも
しずくは私の
コピーだって言われるの…
あ、あの
電話は
おばぁちゃんで
しずくが
お腹すいたから
夕飯食べさせても
いいかって。
だから…
もう少しだけ
ここに
居てもいいかな…」
「さっきも
言ったじゃないか
いつまで
いてもいいんだ
僕は…」
「…?」
朝まででも
君に
ココにいて欲しいくらいなんだ
いや
帰らないで欲しいくらい…
「じゃ、じゃあ
あとで
2人で
ご飯…食べようか」
「うん」
「…電気…つけようか
暗くなったね」
じゃないと
君が
いなくなってしまう…
「うん」
…よかった…