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斉藤太一です
第16章 ぶつける感情・吐き出す感情

ハァ・・ハァ・・ハァ・・・・




閉店間際

お客さんが
立てこみ

僕は
19:30には
帰れそうもなく


でも
接客中で
メールをするのが
遅くなってしまった




かすみから
もう
アパートで
待っているからと
連絡が入り


とにかく
走って
僕は
アパートに向かった




カンカンカンカン・・・




階段を
駆けあがりながら
上を見上げると




かすみが


手すりから
顔を出し


僕を
見下ろしていた





暗くて

かすみの表情は
よくは
見えないけど




何故か僕はまた

涙をこらえた







「遅い」






懐かしいな…






「ごめんね」






懐かしいけど

今日で

終わりなのかな…






「ううん

お疲れ様」






「・・・ありがとう」






どうか


神様







最後にしないで下さい





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