この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
斉藤太一です
第16章 ぶつける感情・吐き出す感情

「しずくに・・

しずくに
沢山優しくしてくれて



ありがとう
ございました」




目を閉じたまま

その言葉を
聞いた





ありがとう

ございました・・・






僕はもう


過去の人に
なってしまったんだと
思った





ほんとうに
もう
終わりなんだ


どうしよう


店は
変えられないけど

引っ越しをしよう




あの

コーヒーカップも





捨てなきゃ・・・








あの

手紙も






かすみからの
手紙も
処分しなきゃ・・



できるかな





そんなこと







こんなにも






こんなにも
好きで

こんなにも
悲しくて

こんなにも
やるせなくて悔しくて
後悔したくないと思っていたのに
後悔の嵐で
また僕は何一つ言葉に出来なくて
どうしようもなくて
君を見つめることさえ
できなくて


どうしようもなくて




いまいちで

かっこ悪くて



最悪で







でも











君が








どうしようもなく

好きなんだ







/388ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ