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斉藤太一です
第17章 遅くなってごめんね、しずく
2時間が経過し
僕は
かすみと並んで
しずくが通う
小学校へと向かった
しずくは
学校内にある
学童保育という教室に
いるらしく
かすみは
仕事が終わると
その教室に
しずくを迎えに行くらしい
木曜日は
早く迎えに行けるから
しずくは
木曜日が好きだという
学童保育の教室は
低学年の子供たちで
賑やかだ
僕は
かすみの少し後ろで
様子をみていると
「お迎えにきました」
と、かすみは
先生に声をかけ
しずくを呼んでもらっていた
「ママ~~」
と、走ってくる
しずく
ほんとうに
うれしそうだ
「先生、さようなら~~」
そう言って
しずくが
教室から顔を出すと
僕の顔を見て
動きが止まった
僕は
カラダを屈めて
目を丸くする
しずくに
視線を合わせた
「おかえり
しずくちゃん
しずくちゃんを
迎えにきたよ
迎えに来るのが
遅くなって、ごめんね」
僕は
かすみと並んで
しずくが通う
小学校へと向かった
しずくは
学校内にある
学童保育という教室に
いるらしく
かすみは
仕事が終わると
その教室に
しずくを迎えに行くらしい
木曜日は
早く迎えに行けるから
しずくは
木曜日が好きだという
学童保育の教室は
低学年の子供たちで
賑やかだ
僕は
かすみの少し後ろで
様子をみていると
「お迎えにきました」
と、かすみは
先生に声をかけ
しずくを呼んでもらっていた
「ママ~~」
と、走ってくる
しずく
ほんとうに
うれしそうだ
「先生、さようなら~~」
そう言って
しずくが
教室から顔を出すと
僕の顔を見て
動きが止まった
僕は
カラダを屈めて
目を丸くする
しずくに
視線を合わせた
「おかえり
しずくちゃん
しずくちゃんを
迎えにきたよ
迎えに来るのが
遅くなって、ごめんね」