この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
斉藤太一です
第19章 最終章・・・そんなのいらない
そう言い残し
しずくは
部屋に入ってしまった
僕は
立ち尽くす
かすみが心配になって
椅子から立ち上がり
かすみのそばに
近寄った
「かすみ…
大丈夫か?」
「…うん…」
ガチャ
さっき
勢いよくドアを閉めた
しずくが
部屋から顔をだした
しずくは
ゆっくりと
ドアを開けて
もう一度部屋から出てきて
かすみの手から
封筒を取り上げた
「しずく…」
「やっぱ、もらっとく
一発
殴りたくなった時
使うから。
じゃ、
ほんとに
おやすみ」
「あ、しずくっ」
僕は
またすぐ
部屋に
戻りそうになった
しずくに声をかけた
「何?おとーさん」
「殴りに行く時は
おとーさんも
誘ってくれ
僕も
殴りたいから」
「クスッ(笑)
おとーさん
殴ったりできるの?」
「殴れるさ
僕は
ママが泣いている所も
しずくが寂しがっていたのも
全部全部
見て来たんだ
僕の
一番大切な人を
悲しませたんだ
一番
殴りたいと思ってるのは
僕だよ」
「おとーさん…
うん、わかった。
その時は
誘うから…。
おとーさん」
「ん?」
「おとーさんは
イマイチなんかじゃないよ
じゃ、おやすみ」
しずくは
部屋に入ってしまった
僕は
立ち尽くす
かすみが心配になって
椅子から立ち上がり
かすみのそばに
近寄った
「かすみ…
大丈夫か?」
「…うん…」
ガチャ
さっき
勢いよくドアを閉めた
しずくが
部屋から顔をだした
しずくは
ゆっくりと
ドアを開けて
もう一度部屋から出てきて
かすみの手から
封筒を取り上げた
「しずく…」
「やっぱ、もらっとく
一発
殴りたくなった時
使うから。
じゃ、
ほんとに
おやすみ」
「あ、しずくっ」
僕は
またすぐ
部屋に
戻りそうになった
しずくに声をかけた
「何?おとーさん」
「殴りに行く時は
おとーさんも
誘ってくれ
僕も
殴りたいから」
「クスッ(笑)
おとーさん
殴ったりできるの?」
「殴れるさ
僕は
ママが泣いている所も
しずくが寂しがっていたのも
全部全部
見て来たんだ
僕の
一番大切な人を
悲しませたんだ
一番
殴りたいと思ってるのは
僕だよ」
「おとーさん…
うん、わかった。
その時は
誘うから…。
おとーさん」
「ん?」
「おとーさんは
イマイチなんかじゃないよ
じゃ、おやすみ」