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十六夜
第2章 チャット

『男性入室厳禁 女同士でお話しませんか?』
SMカテゴリにしては、平和なタイトル。
部屋を作ったと思われる人の名前も見かけない名前だった。
部屋の案内文も確かめる。Sの女性がMの女性と会話をしてみたいことぐらいしかわからなかった。
しばらく、その部屋の様子をROMしてみる。
だけど、私みたいに様子を見るためか、ROMしている人は多かったけれど、入室する人は居なかった。
そのせいなのか、自分が呼ばれているような気持ちになっていた。
とても普通の部屋のタイトル。それになぜかドキドキしてしまう。
気持ちを落ち着かせるために冷蔵庫からビールを取り出して一口飲む。
そして、入室を決めた。
『嫌なら退室すればいい。。』
そう自分に言い聞かせ、チャットネームもあまり考えず『ゆかり』とひらがなで記入して、入室した。
SMカテゴリにしては、平和なタイトル。
部屋を作ったと思われる人の名前も見かけない名前だった。
部屋の案内文も確かめる。Sの女性がMの女性と会話をしてみたいことぐらいしかわからなかった。
しばらく、その部屋の様子をROMしてみる。
だけど、私みたいに様子を見るためか、ROMしている人は多かったけれど、入室する人は居なかった。
そのせいなのか、自分が呼ばれているような気持ちになっていた。
とても普通の部屋のタイトル。それになぜかドキドキしてしまう。
気持ちを落ち着かせるために冷蔵庫からビールを取り出して一口飲む。
そして、入室を決めた。
『嫌なら退室すればいい。。』
そう自分に言い聞かせ、チャットネームもあまり考えず『ゆかり』とひらがなで記入して、入室した。

