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第1章 危険なアイツ☆

……ようやく……
目まぐるしい仕事を終えてついに、
彩音さんと逢える、時間がやって来た♪


……俺の……
胸の鼓動は異常な程踊って居た。笑っ



彩音さんに逢う前に俺は綾香に電話を、入れた。
最大限のフォロー
って奴だ……





『……綾香？……
お疲れ様！』



『……如月……
お疲れ様！
今から行くの？』



『……ああ……
綾香……
今日マジごめんな』


『……如月……
大丈夫よ♪
明日は逢えるの？』


『……ばあか……
明日逢えなきゃ、
俺が淋しくて死ぬ
っつーの！』



『……ふふ……
如月嬉しい♪
私もよ♪今日は、
楽しんで来てね！』


『……ああ……
サンキュー♪綾香♪じゃあ行くな？
お休み♪綾香♪』



『……如月……
お休みなさい♪
大好きよ……』



『……俺も……
綾香大好きだよ♪
お休み～』



綾香との電話を、
終えて俺は、
彩音さんとの、
待ち合わせ場所に、急いで車を走らせた……



俺の彼女の綾香は……滅茶苦茶イイ子♪そんな優しい彼女を俺は、
裏切りろうとしてる。








……これは……
浮気なのかな？








いずれにせよ、
綾香以外の女と、
食事するのは、
事実だ……








……俺って……
やっぱ最低な奴かな








……綾香……
ごめんな……



……でも……
俺の気持ちはもう、彩音さんに向かって走り出して居た……


彩音さんとの、
待ち合わせ場所は、指定された、
料亭だった……



……料亭なんて……俺思いっきり、
浮きそう……



……でも……
彩音さんの事を、
考えたら余り、
目立つ場所は無理
だし……
料亭ぐらいが、
丁度いいのかも……


……俺が……
待ち合わせの店に、着くと、
彩音さんはもう、
来て居た♪