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strawberry☆kiss
第1章 危険なアイツ☆
……この店は……
古風な感じの店で、隠れ家的な感じで、彩音さんには、
ピッタリな感じだった……
……俺は……
やっぱどう見ても、場違い。汗!……
『……彩音さん……すみません。
遅くなりました。』
『……如月さん……大丈夫よ。
私も今来たばかり
だから!』
『そうですか?
良かった!』
……てか……
マジやべー!
緊張するー!
……俺は……
大人の女性と指しでこうして、
食事するのは勿論、初めての事だった。
……それに……
彩音さん……
……マジ……
有り得ねーくらい、綺麗だった……
彩音さんは白い、
清楚な感じの、
ワンピースに薄手のピンクの羽織りモノを着ていた。
いかにも人妻風な、優しくて柔らかい、ふんわりした大人の女性そのものだった……
……俺は……
自分の服装が急に、恥ずかしくなった。
『……あの……
彩音さん……
なんか俺こんな、
服装ですみません。』
『……あら……
とっても素敵よ♪』
『ほんとですか?
無理してません?』
『……全然……
無理なんかする、
必要は無いもの。
私こそこんな、
堅苦しいお店で、
ごめんなさいね?』
『……あッ……
全然大丈夫です。
確かにこういう店は初めてだけど。』
『そうよね……
悩んだけどここの、お料理とっても、
美味しいのよ♪』
『……でも……
高いんじゃ無いですか?俺やっぱり、
半分払いますよ?』
『……如月さん……今日はお礼だから、いいのよ♪
気にしないで?』
『……はあ……
じゃあすみませんがご馳走になります。』
『……どうぞ……
これメニューだけどコースがお勧めよ?』
『……え……
コースなんて、
8千円もしますよ?』
『……如月さん……大丈夫よ♪』