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第1章 危険なアイツ☆

……如月Side……



……俺は……
マンションに帰ってベッドにすぐ、
ダイブした。




……やっぱり……
彩音さんの事ばかり考えてた……




……もう……
考えたって……
二人の関係は、
どうにもならないのに……




……だけど……
綾香の事が頭を、
余儀った……




……綾香と……
付き合って2年……




……綾香程……
いい女は俺は、
居ないと思う……




……俺も……
心底綾香を愛して、居た……




……綾香との……
恋が俺の人生最後の恋になると思って、居たのに……







……俺は……
自らの手で一瞬にして無くすんだ……







……綾香……
ごめんな……







……お前は……
最高にいい女だったよ……







……綾香に……
いつ言おう……







……その時……
丁度綾香から、
電話が鳴った……




……俺は……
早い方がいいと、
思った。
来週は二人で、
旅行の約束もしてたから……




……こんな……
状況で俺はとても、旅行なんか行けない……







……綾香……
約束守れなくて、
ごめんな……







……俺は……
綾香と別れる決心を固めた……




『……もしもし？……如月？
遅くにごめんね？』



『……ああ……
いいよ……』



『……如月？……
どうかした？
なんか元気無い？』



『……いや？……
大丈夫だよ。
今日ごめんな？』




『……ううん……
如月、
来週楽しみね♪』








……ッツ……







『……あのさ……
綾香……ごめん。
旅行だけど、
行かれないんだ……ほんとごめん……』






『……え？……
如月……
何言ってるの？』







『……綾香……
明日話しがあるんだ。』







『……如月……
どういう事？……
話しって何？……』







『……綾香……
今は言えない……
明日全部話すよ。』






『……如月……
解ったわ……
明日ね……』







……綾香は……
声を荒立てる訳、
でも無く静かに、
電話を切った……