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strawberry☆kiss
第1章 危険なアイツ☆
……彩音Side……
……彩音も……
幸せに暮らしてな?
……何故だろう……私は彼のこの言葉が頭から離れ無かった……
……如月……
……そっと……
彼の名前を呼んでみた……
……さっきから……私は如月の事ばかり考えて居た……
……何?……
この気持ちは一体、なんなの……
『……ただ今……』
……その時……
夫が帰って来た。
『……貴方……
お帰りなさい。
直ぐ食事にする?
それともお風呂?』
『……そうだな……腹減った~』
『……じゃあ……
直ぐ暖め直すわ。』
『……ああ……
彩音有り難とう。』
……夫は……
超一流会社の重役だ。
この夫のおかげで、私は何不自由無い、生活をさせて貰えて居た。
……でも……
そんな平凡だった、私の日常にそして、私の心に……
……如月は……
突然入り込んで来た。
……優しい……
風が吹いた瞬間……そんな感じがした。
……止めよう……
如月の事を考えるのは……
……きっともう……如月と2度と逢う事は無い……
……私は……
人妻なのだから……