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隠匿の令嬢
第6章 恥じらう乙女と卑猥な遊戯
「ちゃんとアリエッタの口で言ってくれ。出来が悪い俺にもわかるよう。そうしたら楽にしてやるから」
神のように神々しい顔をしたレオが悪魔の囁きをする。
解らないだなんて嘘だ。レオはアリエッタ以上にアリエッタの身体を熟知していて、どうして欲しいかなんてとっくに知っているはずなのに。
でもアリエッタは従うしかない。そう躾られつつあり、尚も泣き続ける肉体は限界だった。
「レ、オの……レオの指が……はぁっ、ん、……お、願い……も、んんっ、ぁはっ」
「俺の指がいいのか?」
アリエッタは夢中でこくこくと首を振る。レオはその反応に満足気に口角を上げ、万年筆を引き抜いて指を挿し込み、ざらつく粘膜を的確に捉えて抉り、擦りあげた。
「あああっーーー!」
熱い指を感じたアリエッタは絶頂への扉を一気に開いた。
眼を見開き、背中を仰け反らせ、びくんびくんと何度も痙攣し、蜜口から小さな飛沫を撒き散らした。
白い光がアリエッタの視界を包み、恍惚のうちに崩れ落ちた。
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