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隠匿の令嬢
第8章 忍び寄る影




「三日間お世話になりました」


 朝食を振る舞われたのち、ルードリアン男爵や夫人、ニーナとなぜかセドリックまでレオやアリエッタの見送りに出てきていた。


 レオと男爵は握手を交わし、アリエッタはニーナとハグをした。


「また学校で会いましょうね」


「ええ」


「あたしともお茶してね」


「あ、はい……」


「あんたもついでに帰りなさいよ」


「あたしはニーナと一緒に出るわ」


 ニーナとセドリックはアリエッタたちが邸を出る間際まで言い合いをしていた。それをアリエッタは微笑ましい気持ちで眺めていると、男爵との挨拶を終えたレオがアリエッタを呼び、連れ立って男爵邸をあとにした。







 来たときと同じと道程を馬車で駆け、二日かけて懐かしのアッシュブラン邸へと戻った。


 そして更に二日後。


 アリエッタは二度と戻ることはないと思っていた王都国立学校へと足を踏み入れることが出来た。






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