この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
隠匿の令嬢
第2章 温室での密会


 ベンチに人一人分の空間を空け、二人は座る。


「なぜ私を描いてたんですか?」


「も、申し訳あり……」


「怒っているのではありません。理由を知りたいのです」


 アリエッタが謝罪を述べようとすると、優しく窘める。


 琥珀色の双眸は怜悧〈レイリ〉で、嘘や偽り、その場かぎりの逃げ口上は見破られると悟る。


 本当のことを言っても信じてもらえないと知りつつ、小馬鹿にされるのは馴れている。


 アリエッタはたどたどしいながら、理由を告げた。





.
/724ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ