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隠匿の令嬢
第10章 真夜中の逃亡と──
一方はアリエッタの感じやすい部分を探り、一方ではやわやわとほぐし。
するといつしか秘裂の隙間にみっちりと指を埋め込むまでになっていた。
「中がだいぶ変わってきたな。もっとよく見せて」
「え……? あ、やぁっ!」
腰を持ち上げたレオは膝の上に尻たぶを乗せ、右の脚を抱えてしまう。
これでは恥ずかしい部分を余すことなく見られてしまう。
指を呑み込む蜜口も、その上にある充血した小粒の真珠のような玉も、淫らなすぼみも。
「こんな……嫌なの、嫌ぁ」
アリエッタは自分の痴態が信じられず、両手で顔を覆う。
「アリエッタ。隠すんじゃない。俺がキミにすることを全部よく見て、刻みつけるんだ」
「だって……だって……恥ずかしいの」
「駄目だ。すべてその眼で見るんだ。俺がアリエッタの純潔を散らすその瞬間までも、全部だ」
「ふっ……う」
アリエッタは羞恥を堪え、のろのろと手の中から顔を覗かせた。
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