この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
隠匿の令嬢
第16章 灰色の世界
声にならない矯声がリネンに吸い込まれる。腹を突き破りかねない獰猛な腰遣いに、戦慄きが駆け巡った。
秘芽の裏の感じる部分を抉り立てられると、浅ましいほど肉棒に絡み付き、離そうとしない。
「ダメ……ダメぇ! そこ、あ、やぁっ……!」
「知ってる。ここ弱いんだよな」
「ひっ、ぁああ……っ、はあぁぁんっ」
アリエッタよりも彼女の身体を知り尽くすレオはそこばかり責め立て、薄く開いた唇から赤い舌を覗かせ舌舐めずりをする。
突き出した細腰を掴まれ、がつがつと抽挿が繰り返される。
「あぁん、あ……っ、も……また……!」
レオの剛直が膨らんだように感じるのは、アリエッタの蜜壺が頂を駆け上がろうとしているからだ。
「いいぞ。好きなだけ達〈イ〉け」
「あ、あ、……ゃああぁ──っ」
ごりっと内壁を一際強く抉られる。レオにも快感にも従順なアリエッタの肢体は波打ち、うねる濡襞がきつく収斂した。
.