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隠匿の令嬢
第3章 肉食獣は紳士の仮面を被る
「あと5回……そろそろこちらをいただくかな」
チュッ、チュッと太ももを幾度も吸われ、ベンチに横たわったアリエッタの身体はすでに力が入らない。
「そこで喋っちゃ……や、なの……」
息が吹きかかるだけでビクビクと身体を震わせる。これ以上どこを口づけるというのか……。朦朧とする思考で考えていれば、その答えはすぐに突きつけられる。
レオの舌が秘裂から秘玉にかけ舐めあげた。
「いやぁ……そんな……汚いっ」
いくら男性と契りを結ぶ場所であっても、そこをどう使うかや何をするのかまで知らず、まさか口や舌をつける場所だなんて思いもしなかった。
「汚くない。すごく綺麗な色をしてる。まるで花びらのようだ」
「嘘よ、綺麗なんて……はぁっ、ああ……ん」
花芯を舌でねぶられ転がされ、甘く喘ぐ。
指で秘裂を開くと尖らせた舌がぐりぐりと肉襞を掻き分けるよう入ってきた。
「あああっ……」
淑やかに閉じられたアリエッタの蜜壺は舌でもきついくらいだ。しかしレオの唾液とアリエッタの蜜でしとどに濡れ、痛みを与えず侵入を許してしまう。
もうなにがなんだか解らない。ただ苦しいほどにせり上がる疼きが息苦しく、それが快感からだとも解らず、淫唇の浅瀬を蹂躙されていく感覚に溺れた。
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