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隠匿の令嬢
第3章 肉食獣は紳士の仮面を被る
「こんなに濡らしてやらしいな」
劣情のこもった瞳はぬらぬらと濡れて煌めく淫唇に注がれるが、恥じらう余裕はアリエッタにはない。
ただ込み上げる苦しさをどうにかして欲しい……そんな淫らな欲求がアリエッタの中をしめていく。
「辛いか?」
肉粒を指で責め立てたままレオは問う。もうやめて欲しくて、でもどうしようもなく苦しくて。アリエッタはこくこくと頷く。
「そうか。それじゃあ最後の1回で達〈イ〉かせてやろう」
「い、く……? いやよ、いや。どこへ私をやるの?」
意味は解らないが、とんでもない場所に追いやられてしまうのではと不安になる。
レオはくつくつと喉を鳴らし、「いいところだよ」と思わせ振りに囁くと、肉粒を吸い上げた。
「そこ、嫌なの……! あっ、あっ……」
舌で擦りあげられ、捏ね回され、意思とは無関係に腰が淫らに揺れ動く。どれだけ身じろぎしてもレオの唇はくっついてしまったようそこから離れず、一層強く吸われると、アリエッタの意識が白いものに支配され。
「あ……ああっ! やあぁぁぁっ!!」
整ったレオの歯で軽く噛まれると同時に、白いものは一気に弾け飛んだ。
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