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第10章 【微熱への処方箋】

「ツマンネー奴。僕の舌遣いは最高なのに。‥嫌がられると燃えるね」

口内の孝介のモノが硬くなった。

「みちる‥聞いたか？孝介は相手が嫌がれば女でも男でも犬だってイイんだ。こういう奴を変態っつーんだよ。覚えとけ。忘れたら書きとりさせるぞ」

「…犬でもイイし、猫でもイイ」

孝介がくつくつ笑いながら一度自身のモノを私の口元から引き抜いた。
私の顔の前に腰掛け、再度口元にあてがう。
無心にフェラチオをする私の顔を、頬を上気させた孝介が覗き込んだ。

「蜜蜂みーちゃん、美味しい？顔がすごいことになってるよ‥ブサイク」

孝介が頬をぺちぺちと優しく打つ。
私の口元から自分のモノを抜き、孝介が舌先を絡める。
今にも他人を殴り殺してしまいそうな凶暴な眼をしていた。

「僕の初恋の女の子はいつの間にこんな風になっちゃったの？
誰のせい？ねぇ、何人と寝た？」

爽介が膣に挿入した。
私が弱い部分をガツガツと堀当てるように爽介が激しく突く。

『あッ‥爽介…！！』

「数え切れねーくらいだとよッ‥俺が抱いた時にはもうこんなんだったよ。残念だったな、孝介…泣き叫ぶみちるが見たかったんだろ？コイツはそんなタマじゃねぇ。
悦んで股を開くような女だよ…」

爽介が更に乱暴に腰を打ち付ける。

「爽ちゃんがノロマだからじゃない。最初から僕が食っちまえば良かったよ。
お前らの気持ちなんて無視してさ」

再び口内が孝介の一部でいっぱいになった。
髪の毛を掴まれ、喉の奥まで容赦なく突かれる。
えづきそうになった。
孝介が私の鼻をつまむ。
酸素を求めて呻いた。
前には孝介、後ろから爽介が激しく腰を動かし責め立てられた。
孝介が腰を引き、顔中に白濁液を噴射した。
白濁液が垂れ、視界を遮った。

「いいザマ。ほら、綺麗にしな」

孝介が縮小した自分の一部を舐めさせる。
口内で少しだけ搾りカスが出た。
爽介と違って苦味を感じる。

「早漏……」

爽介が嘲笑った。

「うるさい。爽ちゃんが異常なの。
‥すぐ戻せるよ？
ねぇ、やっぱりそっちに挿れさせてよ。それかアナル貸してよ」

「俺がイクのが先」

「そんなの待ってたら日が暮れちゃうよ。
僕が下になってみーちゃんのアナルに挿れるから、爽ちゃんはそっちを突けばいいじゃない」