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Re:again
第7章 【EAT ME!】
「‥明日はみちるちゃんのお誕生日だからお休みにして下さいってオレ、店長さんにお願いしたもん…」
今日になっていきなり休みを言い渡されたのはこの甘納豆大男の仕業か。
『うちのスーパーのシフトに口出し出来るなんて、アンタいったい何者なのよ…』
そしてストーカー気質どうにかしろよ。
「‥オレ、店長さんの息子さんのカテキョだから。店長さん、マブダチ…」
『葵、家庭教師やってるの?!
葵がひとに物を教えることなんて出来るの?!!』
「‥みちるちゃんたら、失礼。オレ、頭そんなに悪くない…」
ぽやぽや笑いながら私の口に甘納豆を詰めようとする甘納豆大男。
そうだった。
これでも葵は、田舎とは言え難関大学の現役大学生。
更に上の大学を目指すことも可能だったのに、地元を離れたくないと留まったのだ。
『豆を食わすな!!』
私、豆は嫌いなんだよ。
豆嫌いを知っている癖に、何故に甘納豆を勧める??
私が拒んだ甘納豆を不満げに食べる葵。
「‥みちるちゃんは明日、お休み。お誕生日。だからホラ、パジャマパーチーでしょ…」
『わかったよ。ねぇ、ちなみにそのどんぶりは何?』
「‥プリン♪
生みたて卵たっぷりだよ…プリンに甘納豆‥パジャマパーチーの醍醐味…」
プリンはともかく、甘納豆必要??
「‥早くしなきゃ。DVD借りに行こう…」
『なんで?めんどくさいよ。お風呂入ったし』
「‥何、悠長なこと言ってるの?
ホラー映画を3本見なくちゃ、パジャマパーチーが始まらないでしょ…?」
珍しく、葵が眉を寄せる。
ちょっと怒ってる。
たぶんパジャマパーチーの定義間違ってるよ。
だけど葵を怒らせるとヤバそうなので、言われる通りにする。
美形が怒ると怖いよね。
この子、顔面無駄に整ってるからね。
「‥だからホラ、早くこれを被って…」
三角帽をはたく。
今日になっていきなり休みを言い渡されたのはこの甘納豆大男の仕業か。
『うちのスーパーのシフトに口出し出来るなんて、アンタいったい何者なのよ…』
そしてストーカー気質どうにかしろよ。
「‥オレ、店長さんの息子さんのカテキョだから。店長さん、マブダチ…」
『葵、家庭教師やってるの?!
葵がひとに物を教えることなんて出来るの?!!』
「‥みちるちゃんたら、失礼。オレ、頭そんなに悪くない…」
ぽやぽや笑いながら私の口に甘納豆を詰めようとする甘納豆大男。
そうだった。
これでも葵は、田舎とは言え難関大学の現役大学生。
更に上の大学を目指すことも可能だったのに、地元を離れたくないと留まったのだ。
『豆を食わすな!!』
私、豆は嫌いなんだよ。
豆嫌いを知っている癖に、何故に甘納豆を勧める??
私が拒んだ甘納豆を不満げに食べる葵。
「‥みちるちゃんは明日、お休み。お誕生日。だからホラ、パジャマパーチーでしょ…」
『わかったよ。ねぇ、ちなみにそのどんぶりは何?』
「‥プリン♪
生みたて卵たっぷりだよ…プリンに甘納豆‥パジャマパーチーの醍醐味…」
プリンはともかく、甘納豆必要??
「‥早くしなきゃ。DVD借りに行こう…」
『なんで?めんどくさいよ。お風呂入ったし』
「‥何、悠長なこと言ってるの?
ホラー映画を3本見なくちゃ、パジャマパーチーが始まらないでしょ…?」
珍しく、葵が眉を寄せる。
ちょっと怒ってる。
たぶんパジャマパーチーの定義間違ってるよ。
だけど葵を怒らせるとヤバそうなので、言われる通りにする。
美形が怒ると怖いよね。
この子、顔面無駄に整ってるからね。
「‥だからホラ、早くこれを被って…」
三角帽をはたく。