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Re:again
第7章 【EAT ME!】
呆けている間に三角帽で視界を奪われる。
『葵‥?』
三角帽を頭に乗せると、葵が背中を向けて俯いていた。
何可愛いことしてくれちゃってるんだコイツ‥照れてんのか?キスのピンポンダッシュかよ‥と、背中をつんつん。
「‥でーきたッ…!!」
振り向いた葵が持っていたのはどんぶりプリン。
御大層に甘納豆で《29才》の文字。
何してくれちゃってんだよ‥?
さっきのキスはどこに行ったんだよ‥?
本気でイラッとする。
甘納豆が減っていたから油断していた。
いったいどこに甘納豆のストックが?とキョロキョロすれば“あおいのおかしばこ”に未開封の甘納豆5袋が突っ込まれていることに気付く。コイツ…。
「‥お豆は身体にいいんだよ…?
みちるちゃん、長生きしてね…」
年寄り扱いすんな!
『私、豆嫌いなんだけど‥』
29歳になったそうそう、額に青筋浮かべることになるとはね。
「‥オシオキだよ…みちるちゃんが約束破ったからね…」
TVの画面いっぱいに血みどろゾンビのアップ。
ヒッ…
恐々と横を見ると、鼻眼鏡をとったいつもの綺麗な顔の葵。
怖いぐらいのお色気ムンムン流し目つき。
『何のことかな?!』
目が泳いだ。
「‥いちまぁ~い…にまぁ~い…パンツが1枚足りなぁい~」
プリンに甘納豆が追加される。
「‥みちるちゃんは~下着は対のものしか身につけないのにぃ~パンツだけどこに行っちゃったんだろうね~新しい~お気に入りの~白い透け透けパンツ~」
ストーカー気質の本領発揮か。
バラバラバラッ
大量に甘納豆追加。もはやプリンが見えない。
『‥約束破ってないよ!!男アソビしてないよッ!!』
声が裏返る。
「‥みちるちゃんの、ウ・ソ・ツ・キ…」
バラバラバラバラッ
豆・豆・豆・豆…
鼻眼鏡を装着させられた。
『葵‥?』
三角帽を頭に乗せると、葵が背中を向けて俯いていた。
何可愛いことしてくれちゃってるんだコイツ‥照れてんのか?キスのピンポンダッシュかよ‥と、背中をつんつん。
「‥でーきたッ…!!」
振り向いた葵が持っていたのはどんぶりプリン。
御大層に甘納豆で《29才》の文字。
何してくれちゃってんだよ‥?
さっきのキスはどこに行ったんだよ‥?
本気でイラッとする。
甘納豆が減っていたから油断していた。
いったいどこに甘納豆のストックが?とキョロキョロすれば“あおいのおかしばこ”に未開封の甘納豆5袋が突っ込まれていることに気付く。コイツ…。
「‥お豆は身体にいいんだよ…?
みちるちゃん、長生きしてね…」
年寄り扱いすんな!
『私、豆嫌いなんだけど‥』
29歳になったそうそう、額に青筋浮かべることになるとはね。
「‥オシオキだよ…みちるちゃんが約束破ったからね…」
TVの画面いっぱいに血みどろゾンビのアップ。
ヒッ…
恐々と横を見ると、鼻眼鏡をとったいつもの綺麗な顔の葵。
怖いぐらいのお色気ムンムン流し目つき。
『何のことかな?!』
目が泳いだ。
「‥いちまぁ~い…にまぁ~い…パンツが1枚足りなぁい~」
プリンに甘納豆が追加される。
「‥みちるちゃんは~下着は対のものしか身につけないのにぃ~パンツだけどこに行っちゃったんだろうね~新しい~お気に入りの~白い透け透けパンツ~」
ストーカー気質の本領発揮か。
バラバラバラッ
大量に甘納豆追加。もはやプリンが見えない。
『‥約束破ってないよ!!男アソビしてないよッ!!』
声が裏返る。
「‥みちるちゃんの、ウ・ソ・ツ・キ…」
バラバラバラバラッ
豆・豆・豆・豆…
鼻眼鏡を装着させられた。