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ラミアのとまどい
第1章 性奴隷市場
ドサッ!!――

「ぎゃんッ!
…ボ、ボクと交尾したって…き、き、気持ち良くなんかないぞぉ!」

泣きべそをかきながら若いハーピーはオレを見上げて睨みつけた。
ピンク色のふわふわした髪の可憐な少女だ。

「うるせぇ! このガキぁ愛想よくしねぇなら今夜も鞭打ちだぞ!」

「ひゃぁぁぁぁぁぁッ!
打たないでぇ!!」

オッサンも命懸けでハーピーを捕まえたのだろう。
ハーピーに鞭を打ち据えようと鬼の形相だ。
ハーピーは肉食、
空も飛ぶので素早い、
なにより鋭利な脚爪で人も襲う危険なモンスターだ。
手が翼なので、手コキはできないようだが、それ以外は何でも出来そうだ。

しかし、それを冷酷な眼差しで見つめるラミアにオレは恨みがあった。
彼女はハーピーと違って上半身は人間型で腕と手があるため、手首を縛られ露店の天井から吊るされていた。
忘れもしない、ラミアのディーズ…
彼女に噛まれ、毒に冒されたオレは戦闘不能に陥った。

そして英雄騎士バーンに「戦力外」言い渡されたオレは解雇となったのだ。
剣聖と呼ばれたバーンの仲間であるだけで自慢できた日々が脆くも崩れ去り、
バリス王国の聖騎士に仕官するオレの夢も途絶えた…


結局……
バーンも他の仲間達も魔竜シューティングルグルとの戦いで戦死してしまった。
ある意味、その解雇通告のおかげで命があるとも言えるかもしれないが……

「オッサン、そのラミアは幾らだ?」

オレは吊るされたラミアを指さすと彼女はプイっと顔をしかめやがった。

「このラミアには手こずったからなー、
う~~ん…おまけして1000ゼニってとこだな」

「1000ゼニ!?」
※日本円にして1000万円

オッサンはニヤリと口元を緩ませた。

「このラミアは男を知らねぇ処女だし、孕ませば子沢山間違い無ねェど!!
しかも、足腰は蛇尾だから正常位で正面からガンガン突き込んでも壊れやしねぇんだ☆
おまけしてっての価格だ。
…兄さん…良い剣、持ってんなぁ…下取りしてやろうかい? へっへっへ」

オッサンは恐らく元は英雄軍に従軍した戦士なのであろう。
オレの剣はバーンから借りパクしたバリスの聖剣なのだ。
バーン自身は名のない魔法剣を愛用していた。


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