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ラミアのとまどい
第2章 犯しまくって種付け☆
「…わかったわ」

押し寄せる、ベヒーモスに追いかけられながら三人で一気に樹海を走る。
ベヒーモスは、魔人王に関係ないモンスターで人間でなく、モンスターも襲う。
中立?な存在。

「オッサン! そのデカいリュックを捨てちまぇ」

オッサンはハンター用品なのだろうか、アウトドアに使うデカいリュックを背負っていたのだ。

「この中にゃあ…」

「悪いけど勝手にパージするぞ、後で拾いに戻ればいい」

オッサンのリュックを投げ捨てると、

「やめろぉぉ!」

オッサンは逃げずに、ベヒーモスに対して構えてしまった。

「し、死んじまうぞ!」

「ギャァァァァアァァァ!」

ベヒーモスはオッサンの前で大きく咆哮を上げた。

「ちぃ、死んじまったら!!」

「私に任せて!」

ディーズが果敢にも前に出てベヒーモスに睨みを利かした。
パッ青白い閃光が彼女の目から放たれる。

ビビったのか?
ベヒーモスはリュックを咥えて逃げ出してしまった。

「何が起こったんだ?」

オッサンがディーズの方を向いて言う。

「石化の痲眼で脅したのよ」


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