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「冗談じゃないわよ、一緒にしないで」
第7章 波乱の幕開け
「挙式しないのか!?なぜ?」
「派手なことはしたくねぇよ。
彼女、一応、日本で会社経営してるんだ」
「へぇ!やり手じゃないか!!」
「あぁ。」
「聞けば聞くほど
興味がわく女性だね!素晴らしいよ!」
「そうですか・・・ね?」
「あぁ!そうだよ!サッカー選手の妻なんて、専業主婦が多いのにー・・。その中で自ら会社を経営していて、そして、見る目もあるー・・。
勿論、とても綺麗だしね。こんな女性中々いないよ。」
会社はー・・・ホワイトじゃないけどね。
それを知っても、この人は
私をここまで褒めてくれるのだろうか?
「絶対に、彼女を逃したら後悔するぞ、光」
「わかってるよ。だから結婚するんだ」
「そうだな。はは。
あ!あと、二回の離婚を経験した年上の私からのアドバイス。彼女はー・・放っておくと伸びるタイプだ。
絶対に仕事に関して過剰な干渉はするな。」
「--・・肝に銘じておくよ」