この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
「冗談じゃないわよ、一緒にしないで」
第8章 パパとママ
「はぁっーー・・」
身体の力が抜けた。この短時間で二回も。
しかも深い快感ーー・・。
気を保てるわけないじゃん。
「何、へたってんの?」
「誰のせい・・よ。」
「え、俺?」
「あんた・・っ!」
と反論しそうになるけど、それよりも先に喋りたくないという気持ちが働いた。
口を詰むんで腕をあげて顔を隠す。
するとーー・・大きな腕に抱き締められた。
「・・ーーえ?」
さすが、世界の柳沢。
日本人離れしてる筋肉が伝わってくる。
腕も、ハンソンと同じくらい固くて大きくて
そしてーー・・ハンソンより頼り甲斐を感じてしまう。
「柳沢に抱き締められたのはじめてじゃない?」
「嘘つけ。こんな場面ではないだけで
他は結構あるよ。」
「優しさが比にならないわ。」
「自惚れんな。」
と言い捨てる彼。
とても冷たい様に感じるけど反対。
私を抱き締める腕の力は強くなって、
そしてーー・・彼のジーンズ越しからの、固い自身の熱が私にもわかる。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


