この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
「冗談じゃないわよ、一緒にしないで」
第1章 遊びと本気
「あ、小百合ちゃん!」
ゆっくりとトビラが開いた、その先に居るのはー・・私のお隣に住んでいらっしゃるおばあちゃんだ。腰ももう曲がっていて、結構な年齢だと思うが、いつも元気にしていらっしゃる。
「おばぁちゃん!どうしたん!?こんな時間に。」
「ゴミを捨てに行くだけだよ。」
「アカンよ、そんなん。いくらセキュリティー万全や言うても、このマンション自体に変な人が住んでたらどないすんの!?警備員さんも居たはるけど、それは危険やわ。」
「もー本当に心配性だねぇ」
「何言うてんの!こんなん全然心配性の内に入らへんよ、普通やで普通!絶対アカンからなぁ。もうまず第一に、何回も言うけど時間考えてみぃ?こんな時間にエントランス内にゴミ捨て場が有るいうても、一人で行くなんて危ない事やねんからな?何かあっても直ぐに逃げられへんやろうし、お年寄りの人はお金持ってると思ってる人も多いねんから」
と今まで冷静で基本無口だった私が隣のおばあちゃん相手にマシンガントークで話すことに吃驚したのかポカーンとしている蓮君なんか今はどうでもいい。
「とりあえず!絶対アカン!」
「でも明日の朝にはゴミ屋さんが・・「そんなん私が今から捨てに行くやんか!おばあちゃんは、もうお家帰って寝とき!今日食べ過ぎたし運動したい気分やってん。階段使って降りる事にするわね」
「それこそ危ないじゃねぇかよ」
「あんたはウルサい。はい。」
と鍵を投げる。
「2309。角部屋やから。表札は菊乃」
「え、何?俺に先入れって「おばあちゃん!絶対にもう遅いねんから、早う帰りよ?」
「はいはい。あ、美味しい漬物いるかい?」
「おばあちゃんが漬けたん?」
「あぁ。」
「そんなん欲しいに決まってるよ。何回食べても飽きひんもんなぁ」
「そんなん言ってくれたら、重い腰あげてでも毎日揉む価値があるよ。明日の朝、畑に行く前にポストのところにかけておくわね」
「ありがとう!もうめっちゃホンマに助かるわぁ」
「じゃあ、宜しく頼んだよ。」
「はいはい。頼まれましたー。あ、私からも・・・蓮君、宜しく頼んだよ。」
「え!?だから俺は」
とアタフタしている彼を背中で見届けて私は、重いゴミを持ち上げ急いで階段を降りて行った。
ゆっくりとトビラが開いた、その先に居るのはー・・私のお隣に住んでいらっしゃるおばあちゃんだ。腰ももう曲がっていて、結構な年齢だと思うが、いつも元気にしていらっしゃる。
「おばぁちゃん!どうしたん!?こんな時間に。」
「ゴミを捨てに行くだけだよ。」
「アカンよ、そんなん。いくらセキュリティー万全や言うても、このマンション自体に変な人が住んでたらどないすんの!?警備員さんも居たはるけど、それは危険やわ。」
「もー本当に心配性だねぇ」
「何言うてんの!こんなん全然心配性の内に入らへんよ、普通やで普通!絶対アカンからなぁ。もうまず第一に、何回も言うけど時間考えてみぃ?こんな時間にエントランス内にゴミ捨て場が有るいうても、一人で行くなんて危ない事やねんからな?何かあっても直ぐに逃げられへんやろうし、お年寄りの人はお金持ってると思ってる人も多いねんから」
と今まで冷静で基本無口だった私が隣のおばあちゃん相手にマシンガントークで話すことに吃驚したのかポカーンとしている蓮君なんか今はどうでもいい。
「とりあえず!絶対アカン!」
「でも明日の朝にはゴミ屋さんが・・「そんなん私が今から捨てに行くやんか!おばあちゃんは、もうお家帰って寝とき!今日食べ過ぎたし運動したい気分やってん。階段使って降りる事にするわね」
「それこそ危ないじゃねぇかよ」
「あんたはウルサい。はい。」
と鍵を投げる。
「2309。角部屋やから。表札は菊乃」
「え、何?俺に先入れって「おばあちゃん!絶対にもう遅いねんから、早う帰りよ?」
「はいはい。あ、美味しい漬物いるかい?」
「おばあちゃんが漬けたん?」
「あぁ。」
「そんなん欲しいに決まってるよ。何回食べても飽きひんもんなぁ」
「そんなん言ってくれたら、重い腰あげてでも毎日揉む価値があるよ。明日の朝、畑に行く前にポストのところにかけておくわね」
「ありがとう!もうめっちゃホンマに助かるわぁ」
「じゃあ、宜しく頼んだよ。」
「はいはい。頼まれましたー。あ、私からも・・・蓮君、宜しく頼んだよ。」
「え!?だから俺は」
とアタフタしている彼を背中で見届けて私は、重いゴミを持ち上げ急いで階段を降りて行った。