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「冗談じゃないわよ、一緒にしないで」
第12章 前夜祭
スピードが早くなってくるー・・。
指が交互に上下に動くため、交互に擦れて、私に快感を与えるー・・。
「はぁっ!ぁああんっ!!」
「うるせぇって」
ふと、鏡に写る私が目に入った。
ワンピースを腰まで、めくられて
力が抜けてきているのを、彼の肩に掴まって、何とか悟られない様にしている。
すっかりと綺麗な紅色をした頬は、
私がどれだけ快感に堪えているかを表していた。
でもそれよりーー・・
後ろ姿しか見えないけど、
彼の背中が凄くかっこいい。
ほどよく筋肉がついていて、
逆三角形だけど、暑苦しくない。
真っ黒のスウェットズボンを少し下げているのだろう。彼の腰部分が目に入って、欲情してしまった。
ーー・・彼はここを怪我してるから、私に射れれない。
ーー・・でも、こんな部位にさえも
男らしさを感じてしまうの。きっと私はもう中毒者になってしまったのね。彼のー・・。
「うわっ、なんかすげー出てきた」
「んっーー・・、いやぁんっ!」
動きを止めてくれたー・・と思ったのも束の間、
次は、私の液を掬いあげて、
そして、また中に戻すかの様にー・・
長くて細い中指で、かきみだされる。
「はぁんっーー・・ぁあああっ!」

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