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「冗談じゃないわよ、一緒にしないで」
第14章 確かな愛

髪をかきあげられて、彼の唇に私の耳が含まれる。
熱い舌先は、軟骨をぺろりと人舐めしてから
鼓膜に自分の愛を注ぐ様に、奥に入り込んできたー・・。
「んぁっー・・っ!!」
耳を刺激する官能的な音と、
ねっとりと動く舌の両方が私の心を揺さぶる。
「ーー・・はぁっんぅっ!」
彼の目は閉じられているー・・。
どうしてかって?私にわかる訳がない。
だけど、細くて長い睫毛は憂いを帯びている様に見えた。とても色っぽい表情だった。
「・・愛してる、小百合。」
「ーー・・んあっ!・・私もっ・・!」
細くて、しなやかな指が、
首筋をなぞり、部屋着のTシャツの中に侵入してきた。
ブラを器用にはずされて、
解放感に包まれた瞬間、
布とはまた違う、
人の熱を含んでいる彼の大きな手が、私の胸を優しく、だけど男らしい手つきで含み、そして、指先で乳首を軽く弾く。
「んぅっ!」
きっと、私の胸は幾度となく変形しているだろうー・・。
野獣の様な彼の姿を見て、そう思った。
もう、さわって欲しくて仕方がない!と言う様に、先ほどとは、うって変わって薄紅色の先端部分が、直下たっている。
薬指の中指に、乳首を挟んで、
痛いくらいの愛撫をされる。
「ーー・・きゃあっー!っんぅ!」
「うるせぇ。」
痛さは快楽と紙一重。
「いやっー・・ぁあっ!」
綺麗な髪の毛を靡かせ、シャツの中に彼の頭が入ったのを見て、興奮する間も無く、ソコを噛まれて大きな声が出る。
ザラザラとしている彼の舌は、
せわしなく動き回り、左手はもう片方の胸を揉みしだいていた。

