この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
「冗談じゃないわよ、一緒にしないで」
第15章 命の重み

「本当にーー・・今は最高に幸せ。」

「なら、よかった。私も幸せよ。」


あ、そうそう。シャキーラは、光の親善試合が終わってから少ししてマセラと付き合った。普段はクール・ガイを気取っている彼が、自分が嘔吐する姿を見て引くどころか、喉に手をいれ、余計な物を出させる様にしてくれたシャキーラに惚れ込んだらしい。

ラウンジで出会ったあの日の夜からはじまった恋物語。唐突に結婚して、唐突に本当の愛を知った私とは対照的に、交際期間まで凄く長い間あったシャキーラ達の慎重な恋ー・・。純粋に応援したい、そう思った。

皮肉だよ。あの日に三つの恋がはじまり、
叶ったのは二つの恋だけだもん。残り一つはー・・惜しい所で、夏の花火の様に最高の花を飾ってから、消えていった。


「彼の結婚会見から、半年近く経つのね。」


「最高の一年だったでしょ?あなた。」




「えぇ。

ーー・・たくさんの事を学ばさせていただいて、

たくさんの事に対して悔しいと思う心をもった。


本当に最高の一年だったわ。
だけど、今日からの一年、これ以上に最高のものにしてみせる。それが、元気に産まれてくれた子への感謝の気持ち、なのかも。」


/476ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ