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「冗談じゃないわよ、一緒にしないで」
第16章 決戦の舞台

「んっ・・ふぁあっ・・・!」

彼の目をジッと覗きこんでから目で“好き"だという事を伝えて、軽く上唇を噛む。それが彼にとっては私がもう求めだしているという合図に思えるのだろう。

男性特有の固めの舌が激しく私の口内で暴れ、今までの自分だけの秩序を壊していく。


キスは魔法。そう、よく海外の女優さんが言っている。

セックスのおまけでキスをしていたときは、ただのムード作りのための武器の1つにしか思えなかったが今は違った。愛する人と唇を重ねることが、どれだけ幸せなことなのかー・・深く、深く、わかることができた。

彼も我慢をしていたこの数ヶ月・・・私と同様にー・・。

忙しくキャミソールを捲くり上げ、ブラジャーを下にズラしてから乳首を噛まれる。
前の2回のセックスとは大違い、どこかー・・先を急いでいる様な、よほど理性が保てないという様なー・・。そんなセックスだった。愛のある優しいセックスも好きだけど、荒いセックスも好きなマゾ気質の私を一番理解してくれてるのは、ハンソンでも蓮でもなく、“光”この人だけ。


「あぁあっー・・んぅっ!」


大きな手の平で、胸を包み込み、

揉みしだかれた後に、人差し指でタッているソコをピンッとはねられる。

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