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第3章 そもそもの始まり

早めに着いた為、面接もスムーズに終わり帰りとなった

急に兵藤がうつむく。

緊張して、体調でも崩したか?

『大丈夫か?』

私は顔を覗きこむ。

顔色は悪くない

「…うん。だからー」

寧ろぎらついていた。

『ーー』

そして、気がついた時には唇が重なっていてー…

「…へぇ、思っていたよりもやわらかくてクセになる。」

コイツ…!!!

『っ失礼する!』

その後はどうやって帰ったのか覚えていない。