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フライングバタフライ
第2章 事件へ【性描写有】
ユミがチラリと目線を資料に送るのを確認して、カサイは話を続けた。
「取り調べによると、あるナイトクラブで購入した、と言ってるんだ。」
「で、調べを進めるとそのナイトクラブを経営しているのが大物のヤクザであることがわかった。」
時折、忙しげに資料をめくるカサイは流れるように自分の推理を進めていく。ユミの視線は再び携帯に戻っていた。
「これは何かあるに違いない。ヤクザが自らの店で極秘に麻薬を売買しているならこれは大事件だ。」
カサイの言葉が止まるのを確認すると、ユミはふと携帯を置き、カサイを正面で見据えて言った。
「なるほど、で、私はその大物のヤクザをボコボコにすればいいのね?」
「取り調べによると、あるナイトクラブで購入した、と言ってるんだ。」
「で、調べを進めるとそのナイトクラブを経営しているのが大物のヤクザであることがわかった。」
時折、忙しげに資料をめくるカサイは流れるように自分の推理を進めていく。ユミの視線は再び携帯に戻っていた。
「これは何かあるに違いない。ヤクザが自らの店で極秘に麻薬を売買しているならこれは大事件だ。」
カサイの言葉が止まるのを確認すると、ユミはふと携帯を置き、カサイを正面で見据えて言った。
「なるほど、で、私はその大物のヤクザをボコボコにすればいいのね?」