この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ふしだらで曖昧
第3章 淡い願い
久しぶりの対面だった。
ママが死んで、三回忌が済んで、それこらはここに来れなかった。


ーーごめんね、やっと来れた…


手を合わせたまま、女は瞳を開いた。
その時…


「ひゃああ!あぁあ…っ!」


女が突然、声をあげた。
身体をビクッと跳ねさせて、そのまま、地面に座り込んでしまった。

男と父は、それを黙って見つめる。


男の手には、ローターのコントローラーが握られている。強弱をつけるように、カチカチと動かす。

それに合わせる様に、女の身体が跳ね、快感に震えていた。


「あ、ひ…っ、だめえ…
 人、人に…

 見られちゃうよぉ…!」


自分の母の墓前である以前に、ここは外。
集合墓地を囲う様にあるフェンスの向こう側は、大通りで人通りも良くある。

女は初めて、外で苛められていた。


「まりちゃん、どうしたの?
 父さんが、びっくりしてるよ?」


男は惚けて女に、父の存在を再確認させる。
女は快感に濡れた顔をあげた。

女はまず、男の表情を確認する。

男は楽しそうな顔で、女を見下ろしていた。
一方父は、怪訝そうな表情を浮かべている。

普段の優しい父の表情と違い、女は不安の色を隠せなかった。


「だめ、もうやめてぇ…!」


ローターから与えられる刺激に悶えながら、懇願する。だが男は、更にローターの刺激を強くした。
/65ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ